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オートウィナー

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幻鳩オートウィナー号が参加したベルジュラックNでの放鳩時間は85年が15:30、86年は14:30、87年は12:50である。ところが帰還時間は3レースともに午前5:37 - 42分でわずか5分台の誤差しかない。この記録時間を考えると神秘的な夜間飛翔を続けていることは明白である。オランダで最高級に高価な鳩に違いないが、私にとっては世界一安い鳩であるに違いない。その理由としては地球上に100万人以上の愛鳩家が毎年数千万羽以上の鳩が作出され、数百億円の巨費を費やしても、今後このオートウィナー号の記録を打ち破るのは困難である。即ち850キロ以上の同一レースにおいて、2万羽以上の参加羽数で3度の総合優勝の成績をあげなければならない。私の長年の探求の中で「真に優れた頭脳と才能を兼ね備えた天才鳩」極限の実力鳩と評価したい。

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2002年桜花賞1000キロレースにおいて前人未到の総合1位から4位まで全てオートウィナー号の血が入った鳩で独占した。このJPN92ZB04121はオートウィナーに019の血を掛け合わせた、正にハイブリッドな鳩である。そしてJPN06XY01848に関しては純オートウィナーの血で構成されており、王将委託レースにおいて優秀な成績を収めた。

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